話題の虫除け成分「イカリジン」の特徴は?効果や安全性にも注目

昨今、注目を集めている虫除け成分の「イカリジン」をご存知ですか?高い虫除け効果を持ち、また赤ちゃんや子供にも使えることから、話題になっています。ディートとの違いは何でしょうか? 特に赤ちゃんを持つママ・パパは知っておきたいイカリジンの虫除け効果や安全性についてご紹介します。

虫除けに効果的なイカリジンってどんな成分?

蚊

厚生労働省が濃度15%まで認可している虫除け有効成分

体温の高い赤ちゃんは蚊に刺されやすく、皮膚がデリケートなため、かゆみによる肌荒れも引き起こしやすいものです。

蚊の活動が活発になる夏季は、多くのママが赤ちゃんの虫除け対策に頭を悩ませるもの。

一般的に効果の高い虫除けスプレーの多くに「ディート」が入っているので、敏感肌の赤ちゃんには刺激が強くて使えません。

そこで赤ちゃんや子供の虫除け対策に注目されている有効成分がイカリジンです。

イカリジンとは、ドイツで開発された虫除けに効果的な成分です。

アメリカやヨーロッパ、オーストラリア、マレーシアなどの54カ国以上で虫除けに採用されています。

2016年6月、厚生労働省がディートは30%、イカリジンは15%まで濃度を高めた虫除け製品について、申請があれば審査期間を短縮するといった旨の発表をおこないました※。

近年、ジカ熱やデング熱といった虫刺されによる危険な感染症が世界で猛威をふるったことが背景にあります。

これによって、従来の虫除けよりも高濃度のイカリジン配合商品を開発できるということで、虫除け製品をつくっている各メーカーを中心に話題を集めました。

イカリジンは、公園など虫の多い場所でも高い効果を発揮し、さらに虫除け特有の匂いが気になりにくいことから重宝されています。

虫除けのイカリジンは赤ちゃん・子供にも安全?

虫除け イカリジン 赤ちゃん 安全

イカリジンよりも高い虫除け効果があると考えられているディートは、特に赤ちゃんや小さな子供への使用は、障害の危険性もあるなど、安全面に疑問があります。

そのため、ディート配合の虫除けスプレーには「対象年齢●歳以上」といった記載があります。

赤ちゃんの健康への安全性を考慮すると、副作用や後遺症の危険があるディートよりも、イカリジンの方が好ましいでしょう。

イカリジンであれば、例え誤飲した場合などでも、適切な対処をすることで大事に至ることはなく、後遺症も報告されていません。

イカリジンは、高い虫除け効果と安全性の双方が期待できる成分です。

一方で、イカリジンを含むアルコールや合成ポリマー、シリコンなどの化学成分は、赤ちゃんの肌に刺激が強いことも確か。皮膚炎やアレルギーの心配が懸念されます。

お肌の機能が整うまでは、赤ちゃんの虫除けはできるだけ天然由来のアロマ精油を使用したやさしい製品を選ぶのがもっとも安心です。

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赤ちゃんに危険な虫除けの成分「ディート」って何?

赤ちゃんの虫除けスプレーを購入するとき気をつけるポイント

赤ちゃん 虫除け

ディートやイカリジンをはじめ、虫除けに効果的な成分が含まれる製品が多く販売されています。

高い虫除け効果を得られる商品は魅力がありますが、赤ちゃんには安全性を重視するのが一番。

赤ちゃんの虫除けスプレーを選ぶときには、あらかじめ成分を確認しておきましょう。「ディート不使用」で「天然由来成分」「オーガニック」成分を使用したものが安心です。

ただし、どんなにやさしい成分でつくられていても、肌に合う・合わないがあるため、使用前には二の腕の裏側など、やわらかい箇所でパッチテストをおこなうようにしましょう。

赤ちゃんの虫除けスプレーは安全なものを正しく選ぼう

赤ちゃん ママ 手

天然由来成分の虫除けスプレーは、虫が嫌うアロマの香りが処方されていますが、強すぎる匂いのものは赤ちゃんが嫌がる可能性があります。

事前に口コミ評価などをチェックすると良いでしょう。

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赤ちゃんに安全な虫除けで蚊を対策!赤ちゃん虫除け9選

※参考文献:日本経済新聞「高濃度虫よけ、厚労省が早期審査 ジカ熱などの対策で」

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